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歯を抜かない矯正
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永久歯を抜かずに並べたいですね
にこにこ小児歯科では「永久歯を抜かないで並べる」ということを大前提に矯正治療を行っています。確かに永久歯を上下左右1本ずつ合計4本抜いて並べるという矯正治療の方法は学問上確立されており、きれいに並ぶ事ができます。
ただ成長期にある子供たちは顎をしっかり成長させることによってきれいに歯を並べることもできます。
私たちは健康な永久歯を抜きたくはありません。虫歯のない健康な永久歯がきれいに並んでいるお口になってもらいたいのです。
綺麗なお顔に成長させてあげましょう
成長期に治療を行うことで、歯並びをきれいにするだけではなく、きれいなお顔作りをしていきたいと考えています。むしろこれが一番大切かもしれません。矯正治療を受ければ大人になってからも歯並びを良くすることはできます。しかし矯正で歯を動かしてもお顔の形は大きくは変わりません。
歯を抜かない矯正
私自身ご覧の通り顎が出ている顔つきをしています。歯の先と先があたっている状態です。私が今から矯正治療を受ければきれいな歯並びになることができます。しかし顎が出ている顔つきは変わりません。私は自分の顔に強いコンプレックスを感じているときもありました。
そういう経験から歯並びだけではなく、きれいなお顔作りをしてあげたいと心から思うのです。
矯正後受け口は治りました
特に受け口の子で顎が出気味の顔つきをしている子どもたちに対しては熱い思いがあります。実際に私の子は私の遺伝で受け口でした。顔もしゃくれた顔をしていましたが、4〜6歳まで矯正をしました。
現在7歳ですが、しゃくれ顔も治って、歯並びもしっかり上の前歯が下の前歯にかぶってます。成長に合わせて矯正をして良かったと心から思います。
矯正治療をする前にたくさん話合いましょう
このように、「歯を抜かないで並べる」「お顔をきれいに成長させてあげる」ということを考えるとどうしても低年齢からの治療となることが特徴です。
だいたい6〜8歳くらいがスタート時期になることが多いですが、最も低い年齢で2歳からスタートした例もあります。それだけ歯医者さんとのお付き合いが長くなりますのでしっかりカウンセリングをして決めていく必要があります。
矯正装置を嬉しそうに友達に見せる子もいれば、涙が出るほど恥ずかしがる子もいます。
子供たち一人一人のキャラクターにあった時期、方法を考えてあげましょう。

習い事は?転校の可能性は?なども考えてあげたいポイントです。
「矯正治療ありき」で話を進めてはいけません。よく「歯医者の先生に言われたから」とか「私(お母さん)がどうしても気になるんです」といった理由で矯正治療が始まっていることがあります。当の本人は「嫌だ」と言えずになんとなく始まっているのです。この場合、本人の協力が得られず治療の効果が出ないことがあります。気をつけないといけません。
正しく呼吸すること、正しく物を飲み込むこと、これがもっとも大切です
最近「お口がいつもあいているのですが?」という相談をよく受けます。アレルギー性鼻炎や喘息の子供達に多いです。正しく呼吸をすることと、正しく物をのみ込むことが出来なくなっています。
このように口がポカンと開いて口で呼吸をしている子は要注意です。
上の画像のお子様はこのような悪循環が起こっていると考えられます。
 
お口が開いて鼻ではなく口で呼吸をするようになる。 口をぽかんとあけてそこに舌を突き出すような飲み込み方をする。
   
舌は呼吸と物をのみ込む時に上顎に当たらなくなるため、上顎の骨に対して充分な刺激が加わらないようになる。そのために歯の生え方が足らなくなる。また、歯を支える骨の高さも低くなる。
 
その結果、舌の動くスペースが狭くなり窮屈になるので口をあけてしまう。
 
呼吸と、物を飲み込むことを正しく行うための方法は?
呼吸と物をのみ込むことが正しく行われていないためにお口があいてしまう悪循環が生まれます。お口が狭いために舌の動くスペースが不足していて、舌の運動障害がおきているのです。これらを正しく行うトレーニング装置として、ジャンピングプレートを使用します。
ジャンピングプレートの効果
  1. 口の周りの筋肉トレーニング
  2. 物をのみ込むトレーニング
  3. 呼吸のトレーニング
  4. 歯を支える骨が成長し、歯が出てくる
  5. 歯肉の色がピンク色になる
明らかにお口の高さが足りません。お口がぽかんと開くことが多いようです
ジャンピングプレートを入れた状態です。これで舌がゆうゆうと動ける広さがお口の中に出来ました。
前歯がしっかり生えてきてジャンピングプレートに当たり始めました。呼吸と飲み込みが正常に出来ている証拠です。
呼吸と飲み込みが正常に出来ているお口です。前歯も奥歯もしっかりと出てきて、骨が成長したためお口の高さが上がりました。これで舌がゆとりを持って運動できるようになりました。
リップバンパーについて
 リップバンパーはビニールチューブに覆われた針金を 口の中にセットします。これは取り外しがきかないため 24時間セットしていることになります。
リップバンパーについて
リップバンパー装着中のお顔

リップバンパーの効果
  1. 6才臼歯を奥に送ります。
     6才臼歯に金属のバンドをつけて、 そのバンドの部分にビニールチューブで覆われた 金属の針金(バンパー)が入ります。
     バンパーは唇の下にセットされるため、 常に唇から力を受けます。 
     この力は6才臼歯を奥に押しやる力として働く為、
    お口の奥行きが出来るというわけです。

  2. 骨を外側にも奥にも成長させます。
     歯がはえている骨には 舌による内側からの力と、 唇による外側からの力がそれぞれかかっていて、 その力がつりあったところに骨の形が作られています。リップバンパーを入れると、 骨にかかっていた唇からの外側の力が 全部バンパーにかかるようになります。  
      つまり、外側からの力が骨にかからないようになるのです。 骨からすると舌による内側からの力だけが かかっている状態になります。 この力関係を続けることにより、 上顎の骨を外に外に広げることになるのです。
正面の画像
リップバンパーによる矯正中の正面の写真

リップバンパーではお口の横幅と奥行きを作っていきます。
写真のように小さなお口が奥行きにおいても、幅においても大きくなっているのがお分かりいただけると思います。
2番目の前歯のデコボコなどはリップバンパーを入れているだけで自然に治りました。

                     
上顎の写真
リップバンパーによる矯正中の上顎の写真
 土台が成長した為おおむね歯が並びました成長した顎の骨の形はU字型になりました。
  顎の大きさを高さ、奥行き、幅において成長させると 舌の動きが活発になって勝手に歯がキレイに並ぶのです。
  大まかな考えとしてはジャンピングプレートやマウスピースにて顎の高さを作るのです。
 お口をベロのお家と例えると、天井高を高くするとお考え頂ければよいです。

この様に、にこにこ小児歯科では、歯を抜かない元気で綺麗な笑顔になれるような矯正を考えています。口元、歯並びが気になる方はお気軽にご相談下さい。

(矯正については小冊子に詳しくまとめています。ご希望の方はこちらまで)

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